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被爆をいかにして避けるか、について参考になる記事を見つけました [放射性物質]

最近、また放射性物質の降下が増えてきていますね。
ちょっと心配です。

さて、ちょっと紹介が遅くなってしまったのですが、
「被曝をどう避けるか」 というテーマで2011年12月17日に
仙台市医師会館ホールで講演が行われました。要旨が以下の
ブログに掲載されています。
http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-13.html

今後も役に立つ内容だと思いますので、ご存じない方は
ぜひ一読いただければと思います。

通販生活の放送されなかったCMをご存知ですか? [原発]

カタログハウスの「通販生活秋冬号」CMは巻頭の「原発国民投票」について、
淡々と語るものでしたが、何故か放送されませんでした。

そのCMがコチラです。


Twitterを始めとしたネットでも話題になり、テレビ各局が放送拒否した、という噂も流れましたが、

・カタログハウスがCMをやっているのはテレビ朝日だけ
・そのテレビ朝日が拒否した
というのが実態とのことです。
ソースはコチラで
http://rocketnews24.com/2011/11/29/157518/

テレビ朝日が何故拒否したのかは、テレビ朝日しか知らないことですので、
何とも言えませんが、とても残念な気はします。

原発安全、推進!みたいな電力会社のCMは放送しているのに
原発に対して問題提起をしただけで放送拒否というのは大人げない気がするのは
私だけでしょうか。

こうなると、毎日見ているテレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」で
原発についてあれこれ議論しているのも白けてしまいますよね。
古館アナが何言っても
「そうは言っても、テレビ朝日は原発賛成なんでしょ?」って
見られてしまいます。そう見られてしまうリスクがあることくらい、
テレビ局だって分かっているのでしょうけど、それでも放送しない、
この辺り、やっぱり原発の闇は深いのかな、と思います。

とりあえず、私なりに出来るささやかな抵抗として
テレビ朝日を見ないことにしようと思います。
その他としては、テレビ朝日でCMを放送している商品を購入しないとか・・・。

私たち個人個人に出来る行動を続けていきたいですね。

太陽光発電について興味深い記事を見つけました [エネルギー]

子供が保育所に入ったこともあって、いろいろバタバタしていて
書きたいこともあったのですけど、更新が滞っていました。
これから、もう少し更新頻度を上げていければなと思います。

さて、Twitterを見ていたら、以下のような記事を見つけました。
とても興味深かったです。
山形浩生 の「経済のトリセツ」
自然エネルギーが安くなったら:温暖化で結集した環境運動崩壊への序曲
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20111113/1321198912

クルーグマン「夜明けは近い」(NYT,2011年11月6日)
http://econdays.net/?p=5313

私なりに理解したことをまとめてみると・・・(間違ってたらゴメンナサイ)
・太陽電池は結構安くなってきている
・でもちょっとまだ高い
・でも、このまま技術開発が進んで、コストが下がれば
 エネルギー問題について石油がどうとか原子力がどうとか
 言う必要もなく、文明・経済は持続的に発展・成長できる
・だから、最近の環境を犠牲にしちゃだめ、そこまでして
 経済成長・文明の発展を追い求めなくても・・・、といった
 主張は通らない
・京都議定書や鳩山元首相の「二酸化炭素排出量マイナス25%」
 なんてことを推し進めるのも無意味では?
・日本での太陽光発電に補助金、みたいな動きも不要で、
 それよりも太陽光発電の高効率化、低コスト化を追求すべきでは?
という感じでしょうか。

調べてみたところ、太陽光発電も色々な技術があって、効率は
どんどん良くなっているみたいです。

今のエネルギーの利用効率みたいなものも東京電力等のHPに掲載されて
いましたし、その辺りを今度まとめてみようと思います。

原発の立地自治体に支給される交付金が増額されましたね [原発]

東京新聞のニュースの記事ですがちょっとビックリです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2011081702100003.html


この記事によると、平均的な規模の出力発電能力135万kWの原発を新設した場合、
運転開始までの10年間に自治体へ支給される交付金が449億円から481億円へと
32億円上積みされたとのことです。

さらに既設の原発についても支給の仕組みが変わりました。
今までは原発の規模に応じて支払われてきたのですが、今後は発電実績に
応じて支給されるそうです。

昨日の北海道電力「泊原子力発電所」3号機の営業運転再開もこの件が
関連しているのかな、と思ったのですが、「2年間の経過措置」がある
そうですから、直接は結びつかないのかな?


でも、この規則の改正が行なわれた時期が国民を馬鹿にしているんじゃないかな?
と思いますよね。というのも今年の4月13日、なんですから。
そう、福島第一原子力発電所の事故の尺度が「レベル7」に引き上げられた日の
翌日なんですね!

しかも官報に掲載されただけで、記者会見は行なっていないとのこと。
報道もされなくて当然かもしれません。

でも官報には載ったんですから、マスコミももっと厳しくチェックしてほしいな、
とも思います。
資源エネルギー庁のHPにもしっかり掲載されていましたし。
http://www.enecho.meti.go.jp/index_pamph.htm
・「電源立地制度の概要」(PDFファイル)
です。「NEW」と付いて目立つのですぐ分かると思います(笑)。
もしリンクが消えていたらコメント欄で教えてくださいね。
PDFファイルはダウンロードしてますので。


ちなみに原子力関係予算を握っているのは、経済産業省と文部科学省。それぞれの大臣は
海江田万里経産相
高木義明文科相
です、ご存知ですよね、皆さん(^^;。
海江田万里は時期総裁選にも立候補すると報じられています。

しかし、ほんとに何を信じていいのか・・・。
原子力に依存しすぎの社会を変えなくてはいけないのは間違いないようです。

タグ:交付金

エネルギー燃料の可採年数について(続き?) [エネルギー]

可採年数についてまとめた記事で、
「ウランもあと100年くらい。天然ガスは66年くらい」と書きました。
ウランは先進的な核燃料サイクルが実用化すれば、ですが1000年くらいは大丈夫、ということも
PDF資料の中で書かれていますね。さすがに高速増殖炉を今さら動かすの?とは思うんですが。

結局限りある資源、大事に使わないといけないのは間違いないのですが、天然ガスについては
シェールガスというものがあってもう少し可採年数が延びるかもしれません。
http://diamond.jp/articles/-/13264

また、東京都副知事の猪瀬直樹さんもBlogで書かれていましたが、最近の天然ガスの火力発電所では
発電効率が58%だそうです。
http://www.inosenaoki.com/blog/2011/05/post-60d8.html

ちなみに東京電力の火力発電所全体での発電効率は46.9%です。昭和30年代の火力発電所も
混ざっているので当然なのかもしれませんが・・・。
(原子力、火力など発電所種類ごとの発電効率の話は別の記事でまとめたいと思います)

可採年数、というのは前年の燃料の消費実績で、技術的に採取できる燃料埋蔵量を割ったものですので
発電効率(燃費)がよくなれば可採年数も延びることになります。


原発を何とかして稼動させるよりも、古い火力発電所を新しいものに換えていったほうが
安全では?と思う今日この頃です。
タグ:LNG 火力発電

勘違いしやすい節電対策 [省エネ]

7月に入ってからというもの、節電ムード一色ですよね。
だけど、気をつけないと「節電のつもりが実は消費電力が増えてしまった」
なんてことになってしまいます。私が見つけたそんな勘違いしやすい対策をまとめました。
参考にしてみてください。


■打ち水をする。
産能研の調査結果によると「打ち水で気温を下げるには、道路面積1 m2あたり1 Lでも少ないです。条件によっては、湿度を上昇させるため、空調の負荷を増大させてしまう結果となりました。」とのこと。実施するなら午後5時前後が効果的なようです。
http://www.aist-riss.jp/main/modules/product/setsuden.html


■サマータイム制度の導入
こちらも産能研の調査結果より。消費電力は約4%増えるそうです。というのも暑さの厳しい夕方に、事務所で空調需要が減る一方、帰宅後の家庭で30%程度も空調需要が増えてしまうためです。退社後を屋外で過ごし、帰宅時間を以前のままとすれば節電できるかもしれない、と述べています。サマータイム制度を導入している会社は多いですが、ちょっとショックですね。ただ、ちょっと考えてみれば、「オフィスで集まってエアコン」の方が、「各自の家でエアコン」より効率が良さそう、というのは分かるかな、とかもちょっと思います。
http://www.aist-riss.jp/main/modules/product/setsuden.html


■エアコンをこまめに消す
⇒これは、逆効果です。エアコンは立ち上がり時に最も電力を消費するので、頻繁につけたり消したりすればむしろ消費電力量が大きくなってしまうとのこと。
 エアコンのフィルターをこまめに掃除したり、室外機の周囲に物を置かないといった取り組みは有効です。


■家電のプラグをこまめに抜く
⇒こちらは、最近の家電を利用している人にはあまり効果がありません。待機電力が小さいためです。また、パソコンなどは起動時に大きな電力を消費します。ですから、頻繁に起動・シャットダウンを繰り返すよりは、こちらの記事の省電力ツールを使った方が効果的だと思います。

石油・ウランなどエネルギー燃料の可採年数について [エネルギー]

原子力発電の目的でしばしば言われているのが
・燃料であるウランはまだまだ供給量に余裕がある。
・一方、石油や石炭、天然ガスなどは余裕がない。

だから、原子力は重要なんです、という論調です。


果たしてほんとにそうなのでしょうか?ちょっと自分なりに調べてみました。
資料は以下の2つです。
■BP Statistical Review 2011
http://www.bp.com/assets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/reports_and_publications/statistical_energy_review_2011/STAGING/local_assets/pdf/statistical_review_of_world_energy_full_report_2011.pdf
※PDFファイルです。
BPというのはイギリスの大手石油会社です。メキシコ湾での石油流出事故、といえば思い出す方も多いのではないでしょうか。この会社は毎年エネルギーの見通しを出していまして、その中で「石油・天然ガス・石炭」の可採年数のようなものが記載されていましたのでそちらを参考にしました。「可採年数のようなもの」というのは、直近の年における各燃料の消費量と確認されている埋蔵量から算出された値のためです。今後の燃料需要動向に応じて変わる点は注意してください。

■独立行政法人 日本原子力研究開発機構
http://www.jaea.go.jp/03/senryaku/seminar/s10-5.pdf
※こちらもPDFファイルです。
2010年11月に発表された「ウラン資源に関する最近の動向」を参考にしました。


この2つの資料によりますと、各燃料の可採年数は
・石油:  46.2年
・天然ガス:58.6年
・石炭  :118年
・ウラン :115年
となっています。ウランは再処理をしてMOX燃料として利用すれば、さらに伸びます!と夢物語が書かれていましたが一方で、
4.回収ウランの利用 ・2008年末の回収ウランの在庫は約70,000tU。 ・これまで、ベルギー、フランス、ドイツ、スイスにおいて8,000tU以上がリサイクルされている。日本では335tUが試験利用された。 ・電力会社で、今後長期的な利用を考えているのはフランスと日本のみ。

とあるので、あまり現実的ではないと判断しました。3.11以後、再処理まで考慮に入れるのは有り得ないですよね。
また、未発見資源も含めれば300年を超えて供給可能、とありますが、さすがに未発見のものを入れてはいけないと思いますのでこちらも外しています。


こうして見てみると、化石燃料だけでなく、原子力発電の燃料であるウランも、そう遠くない枯渇してしまうことは目に見えている、といって良さそうです。

原子力発電所が止まっているから節電・省エネではなく、私たちの子どもの未来を考えれば、今から省エネに取り組んでいくのは私たち親世代の責務ではないかと思います。

そして、再生可能利用エネルギーの活用に道筋を立てることも合わせて真剣に考えていかないといけませんね。

なお、脱原発を主張する京都大学の小出准教授が化石燃料とウランの可採年数について、意見を述べている文章がありましたので、紹介しておきます。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-02.pdf

さすがに「石油があと100年あるという時代になるのではないでしょうか?」というのは冗談でもどうかな、と思います。
また、「天然ガスについては、人類の1000年分の消費量をまかなえるという推定もあるほどです。」と述べておられますが、根拠も書かれておらず、いささか不親切かなという印象です。日本を代表する大学の研究者なのですから、きちんとした根拠を紹介してほしい、と思うのは私だけではないはずです。

脱原発を主張されるのは良いのですが、化石燃料も限られた資源なのですから。

都内、千葉エリアの放射線地表マップを見つけました(ちょっとこのブログの趣旨とは外れてしまうのですが) [原発]

題名にも書いた通り、ちょっとこのブログの趣旨とは外れてしまうのですが、
有志の皆さんが都内や千葉、神奈川の地表付近での放射線の値を測定し、掲載している
Googleマップ情報がありましたので、紹介したいと思います。

有志による東京都内放射線地表汚染マップ - Google マップ

有志による放射線地表汚染マップ(関東含む広域) - Google マップ


こうした情報を紹介しないといけないのが現状なのですね。
やっぱり原子力発電所、というのはあまりに危険な存在なのだな、と痛感させられます。


そして、もう一つ危険だな、と思ったのは、原発が出来てしまうと、その市町村は、
仕事や税金など原発に依存してしまう部分があまりに高くなりすぎてしまう、ということです。
7月3日付の日経新聞によると、玄海町の歳入に占める電源立地交付税と固定資産税の割合が
53.2%、ということで、原発への依存度が高いことが分かります。

佐賀県にある玄海原発の再稼動について、街の方がおっしゃっていた、「地元の経済の
かなりの部分を原発に頼ってきているので、再稼動に反対、と安易に言えない思いもある」
という言葉がとても重く感じました。

(参考)西日本新聞での連載記事です
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0104/genpatu/genpatu.html
この中で気になったのは、
◆「訓練に消極的」  JCO事故の後、県と玄海町など一市四町の防災訓練は、初めてはっきり「放射能漏れ」と、想定する事故の形態を掲げた。昨秋の訓練の参加者約八千人は過去最大だったが、玄海町でさえ、参加者は一部の住民と消防団幹部だけ。「地域をあげて」とは言えない実態がある。  「役場や議会には『あまり大がかりに訓練をやると、原発の安全性への疑問の声や不安感が広がって困る』と訓練に消極的な面があった。住民にも『まさか、ここで事故は起きまい』という意識がある」。反原発団体「玄海原発対策住民会議」の仲秋喜道副会長=同町在住=は指摘する。

という部分ですね。

2001年4月の記事ですから、その状況は恐らく福島第一原子力発電所の事故後には多少変わったのかも知れませんが、町長が「再稼動を了解したい」と発言していますから、基本的な方針は変わっていないのでしょう。


各地にある原子力発電所について、立地する市町村の税収の割合については、別の記事でまとめたいと思います。

タグ:玄海原発

省エネ/節電イベント・シンポジウムまとめ [省エネ]

全国で予定されている省エネ/節電イベント・シンポジウムをまとめてみました。お近くで開催されるものがあれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
(7月6日更新。1件追加)

■「緊急節電対策と危機管理セミナー」
 ・日時 :7月11日(月)14時~
 ・場所 :六本木一丁目 六本木ティーキューブ5階
 ・参加費:無料
http://www.ecostage.org/kouen/1107dengen/index.html

■節電アクション・キックオフイベント
 ・日時 :7月3日(日)11時~
 ・場所 :AKIBA_SQUARE
 ・参加費:無料
http://setsuden-kickoff.jp/
タレントのセインカミュ、三船美佳が出演します。

タグ:省エネ

家庭でもお手軽にできる省エネ・節電グッズ、ツール一覧 [省エネ]

家庭でも簡単に取り組める節電・省エネに関するアイテムをまとめています。
どれもストレスがかからず節電できると思いますよ。
気になるものがあればリンク先をチェックしてみてくださいね。


■環境gooで節電診断ツールベータ版を公開
http://eco.goo.ne.jp/setsuden/shindan/
利用している機器と使い方を元に、普段使用している電力量の目安を
教えてくれます。節電といってもどこから手をつけようか?とお悩みの方に
ピッタリだと思います。


■NTT東日本、PCの消費電力を削減する節電ツールを「フレッツ光」契約者に無償提供
http://flets.com/eco/pc_eco/
フレッツ光を契約している方なら誰でも利用できます。パソコンの利用状況に応じてツール側で最適な電源設定を15分単位で調整してくれます。


■マイクロソフトがWindows PC節電策を提案
http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287
同社の配布する「Windows PC 自動節電プログラム」を使うと自動で節電に有効な設定に変更され、平均で約 30% の節電になるそうです。


※PCの買い替えでも節電効果はあるそうです。家計と相談ですね。
(参考)
5年前のデスクトップPC⇒最新のノートPC:85%の削減
5年前のノートPC⇒最新のノートPC:57%の削減
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/knowhow/20110615/1032397/
タグ:節電
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