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福島第一原子力発電所の今後の運用方針はどう決まっていたのか調べてみました [電気]

私たちの生活に欠かせないもの、それが電気ですが、今まで電気がどのようにして作られるか?ということは、それほど意識されてきませんでした。火力・水力・原子力があることは知っていましたけど、それぞれのメリット・デメリット等にはほとんど関心を持っていませんでした。原子力についても「なんとなく危ないのかな、でも火力も二酸化炭素を放出するし、温暖化防止のためには仕方ないのかな?」なんて思っていた方も多いと思います。恥ずかしながら、わたしもそう思っていました。だからこそ、オール電化住宅でもいいのかな、と思っていたんです。


ただ、3月11日を境に、やっぱり考え方が変わりましたね。いろいろ情報が隠蔽されていた、というのもあるのでしょうけど、もっと自分で調べるべきだったのかな、と反省もしています。その反省、後悔の念、そして子どもにはこんな後悔をしてほしくない、というのがこのブログを続けるモチベーションにもなっています。

・・・ちょっと余談が長くなってしまいました(^^;。
今回は、福島第一原子力発電所の寿命、そして今後の運用方針がどう決まっていたのか調べてみました。


先日の記事でも書きましたが、2011年3月26日で運転開始から丸40年を迎えることになっていた福島第一原子力発電所、その40年を前に、東京電力から「60年まで使っても問題なさそうなので運転させてほしい」という申請書が提出されました(平成22年3月25日)。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2009/pdfdata/bi0320-j.pdf


これに対して、経済産業省配下の原子力安全・保安院は平成23年2月7日に「10年ごとにしっかりチェックするなら問題ない」と認可しています。
http://www.meti.go.jp/press/20110207001/20110207001.pdf


この認可に当たって議論を進めたのが「高経年化技術評価WG」というワーキンググループです。このグループの主査を務めているのが、関村直人教授(東京大学大学院工学系研究科副研究科長)なのですが、この名前、どこかで聞いたことありませんか?わたしはどこかで聞いたような気がしたので、ちょっと調べてみたのですが、調べて顔を見て思い出しました!
3月11日の大震災以降のNHKニュースで原発解説に出ていた方です。確か「大丈夫です」とか「問題ないです」みたいなことしか言っていなかったような記憶があります。
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/20.html


今考えてみたら当然ですよね・・・。「耐震性」なども含めて自分がまだ稼動しても問題ない、と言ったものをダメとは言えないでしょうから。

現在点検中で停止している原子力発電所について、再稼動して問題ない、と経済産業大臣が発表していますが、本当に大丈夫なのでしょうか?
次は、他の原子力発電所の運転開始からの経過年数について調べてみようと思います。こんな事故を避けるためにも、浜岡原子力発電所だけでなく他の古い原子力発電所から停止させて欲しいですから。

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