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エコ関連のイベント・取り組みまとめ [エコ]

身近なところからエコロジーについて考えることのできるイベントやシンポジウム、また自宅で手軽に参加出来る取り組みを紹介しています。
ぜひ家族で参加してみましょう。
(7月21日、1件追加)

■「親子でチャレンジ GEOC環境教室」
 ・日時:第1回8/5、第2回8/26
http://www.geoc.jp/special2/special2.pdf

■ポスト311を創る~幸せの「開発」学~スラック氏来日
 ・日時:7月24日(日)(京都)、26日(火)(東京)
 ・参加費:学生1000円、一般1500円
http://www.sloth.gr.jp/aboutus/event/2011/11072426.htm


■市民のための環境公開講座 パート1森と水 生命の源 第3回 森と水~いのちの神々~
 ・日時:7月26日(火)18:30~
 ・場所:東京都新宿区西新宿1-26-1
 ・参加費:1000円
http://www.sjef.org/kouza/kouza2011/

■ブリジストン森林教室inエコピアの森
 ・日時:7月26日(山口)、27日(福岡)、31日(山梨)
※抽選各40組です。
http://www.everblue-mag.com/bridgestone/


■現場から考える身近な製品のリユースとリサイクル
 ・日時:7月22日(金)13時~、8月下旬、9月下旬の計三回
 ・参加費:5000円
http://eco.goo.ne.jp/events/details.php?id=6989&FR=80&sb=1&sd=20110701&ed=20110731&p=9


■ボン会議報告会 ~エネルギー戦略に直結する温暖化の国際条約を考える~
 ・日時 :2011年7月1日(金)14:00~16:00
 ・場所 :東京都渋谷区神宮前5-53-67
      東京ウィメンズプラザ
 ・参加費:1,000円
http://eco.goo.ne.jp/events/details.php?id=7068&FR=15&sb=1&sd=20110628&ed=20111231&p=2

■放射能に負けない食事と自然の手当て法セミナー
 ・日時 :2011年6月30日(木) 昼の部13:30~ 夜の部18:00~
    (同じ内容でそれぞれ2時間程度)
 ・場所 :千葉県いすみ市
 ・参加費:500円
  http://www.isumi-style.com/event/e110630.html
http://eco.goo.ne.jp/events/details.php?id=6960&FR=10&sb=1&sd=20110628&ed=20111231&p=2


■☆ 生物多様性まつり2011☆
~知ってる?身近な生きものたち~
 ・日時:2011年8月7日(日)
http://www.biodic.go.jp/event/2011/index.html


■「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」
(2011年6月22日~8月31日)
http://coolearthday.jp/
例年夏至と七夕に実施していますが、今年は長期間です。
まずは七夕にチャレンジしてみましょう。


■エコライフ・フェア2011
 ・日時2011年6月4日(土),5日(日)(終了)
http://www.ecolifefair.go.jp/

タグ:環境省 エコ

高速増殖炉「もんじゅ」の今後が気になりますね [原発]

一時期、アナウンサーの早口言葉選手権みたいなものでも登場した、
高速増殖炉「もんじゅ」、今改めてその危険性が話題になっていますね。

ここまで起きたことや仕組み、高速増殖炉の問題点などについては、こちらのブログの記事がとても分かりやすいと思います。

Dive into the Tech World!
福島原発以上に危険性のある高速増殖炉もんじゅで今起きていること
http://d.hatena.ne.jp/shiba_yu36/20110329/1301399251


冷却材にナトリウムを使っている、というのがとても分かりやすい部分で怖いですね。
空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発します。空気に触れると燃えるのは理科の実験で経験したこともあるのではないでしょうか。
ですので、もし停止してしまった場合、水を入れて冷やす、ということは出来ないということです。爆発しちゃいますからね。

ちなみに現状は、上の記事にもある通り、
(引用ここから)
2010年8月にもんじゅの燃料交換装置の一部である中継装置が原子炉内に落下しました。その直後は引き抜けば大丈夫と言っていたのですが、これまで20回以上も試してみても引き抜けない状態が続いているようです。
(引用ここまで)

この、何度も失敗した引き抜きの作業が行なわれるのが2011年6月23日、つまり今日です。
(asahi.comより)
http://www.asahi.com/national/update/0623/TKY201106230176.html


うまくいかないと困ったことになるのですが、困ったことにうまくいくと、そのまま試験を継続するそうです。

(MSN産経ニュースより)
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110618/fki11061802510001-n1.htm
(引用ここから)
引き抜き後順調に作業が進めば今秋にも復旧し、今年度中に40%出力試験を行う考え。
(引用ここまで)


まずは今日の引き抜き作業が無事終わることを祈りつつ、今後の動向についてもこちらの記事で取り上げていきたいと思います。

なお、福島第一原子力発電所のようにライブカメラはありませんが、静止画像(15分に1度更新)を以下のWebで確認できます。
http://www.jaea.go.jp/04/monju/category04/mj_panorama/panorama.html


(6月24日追記)
無事引き抜きが完了したようですね。とりあえず一安心ですね。
ただし、2013年度に本格運転開始の予定とのことです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000125-yom-soci

(7月7日追記)
7月4日に原子力機構理事、敦賀市長に報告
これから10日間かけて調査するとのことです。24日から10日も経ってから
市長に報告・・・、さすがに遅くないでしょうか??
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110705/CK2011070502000119.html?ref=rank

(7月10日追記)
日本原子力研究開発機構、中継装置内にあるピン1本(長さ8センチ、直径1.2センチ)が、落下の衝撃で切断されていたと発表。
どこかは壊れていて当然なのでしょうね、やっぱり。ほんとに再稼動させるのかな??
http://mainichi.jp/select/today/news/20110709k0000m040119000c.html?inb=tw

(7月16日追記)
 高木義明文部科学相が、もんじゅの開発中止も検討、と発言
ただ、その後で「そういうつもりではなかった」と釈明していたとも・・・。どうなるんでしょうね?
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2011071501000235/1.htm

(7月22日追記)
核燃予算縮小、もんじゅ関係者「理解できない」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/surprise/20110721-OYT8T00283.htm
関係者が誰なのかは分かりませんが・・・。読売新聞は、どちらかというと原発推進派、自然エネルギー消極派ですからね。この記事を読む限り、自然エネルギーに積極的とはとても言えませんね。むしろ、暗に「原発やむなし」という感じです。
http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/qaeconomy/20110719-OYT8T00861.htm

(7月25日追記)
もんじゅ即時廃止、みんなの党が要求へ(asahi.com)
http://www.asahi.com/politics/update/0719/TKY201107190643.html
稼動していなくても維持費が1日あたり5000万円以上かかると言われている「もんじゅ」、日本の総世帯数は約4900万世帯(2005年時点)ですから、1世帯当たり1円を負担していることになりますね。1ヶ月あたりだと30円ほどです。その分が電気代なり税金として国民が負担させられているわけです。ほとんど動いていないもの、そして今後もいつ稼動するか分からないもの、稼動して何かがあったら誰にも止められないもの、にこれだけのコストをかけていってよいのか?国会ではぜひ真剣に議論してほしいですね。

(7月29日追記)
全原発、運転断念を 日本科学者会議福井支部
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20110726/CK2011072602000133.html
”山本代表幹事は「冷却剤に水と化学反応する金属ナトリウムを利用するため、緊急時に水で原子炉を冷やせない」と、原発の中でもんじゅが最も危険と指摘。”とありますね。ちょっと理科を勉強していれば分かることの気もしますけど。
これくらいの理科の常識を持った子どもにしたいなと思います。

(11月18日追記)
「もんじゅ」関連施設、11年放置・・・830億円
http://www.shimotsuke.co.jp/news/domestic/science/news/20111114/660056
「会計検査院は14日、日本原子力研究開発機構(原子力機構)が建設や維持管理などに約830億円をかけた高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の関連施設が、2000年に建設を中断したまま無駄になっていると指摘、早急に活用方法を検討すべきだとした。」そうです。私たちの貴重な税金、、、もう少しきちんと使ってほしいですね、改めて思います。


福島第一原子力発電所の今後の運用方針はどう決まっていたのか調べてみました [電気]

私たちの生活に欠かせないもの、それが電気ですが、今まで電気がどのようにして作られるか?ということは、それほど意識されてきませんでした。火力・水力・原子力があることは知っていましたけど、それぞれのメリット・デメリット等にはほとんど関心を持っていませんでした。原子力についても「なんとなく危ないのかな、でも火力も二酸化炭素を放出するし、温暖化防止のためには仕方ないのかな?」なんて思っていた方も多いと思います。恥ずかしながら、わたしもそう思っていました。だからこそ、オール電化住宅でもいいのかな、と思っていたんです。


ただ、3月11日を境に、やっぱり考え方が変わりましたね。いろいろ情報が隠蔽されていた、というのもあるのでしょうけど、もっと自分で調べるべきだったのかな、と反省もしています。その反省、後悔の念、そして子どもにはこんな後悔をしてほしくない、というのがこのブログを続けるモチベーションにもなっています。

・・・ちょっと余談が長くなってしまいました(^^;。
今回は、福島第一原子力発電所の寿命、そして今後の運用方針がどう決まっていたのか調べてみました。


先日の記事でも書きましたが、2011年3月26日で運転開始から丸40年を迎えることになっていた福島第一原子力発電所、その40年を前に、東京電力から「60年まで使っても問題なさそうなので運転させてほしい」という申請書が提出されました(平成22年3月25日)。
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2009/pdfdata/bi0320-j.pdf


これに対して、経済産業省配下の原子力安全・保安院は平成23年2月7日に「10年ごとにしっかりチェックするなら問題ない」と認可しています。
http://www.meti.go.jp/press/20110207001/20110207001.pdf


この認可に当たって議論を進めたのが「高経年化技術評価WG」というワーキンググループです。このグループの主査を務めているのが、関村直人教授(東京大学大学院工学系研究科副研究科長)なのですが、この名前、どこかで聞いたことありませんか?わたしはどこかで聞いたような気がしたので、ちょっと調べてみたのですが、調べて顔を見て思い出しました!
3月11日の大震災以降のNHKニュースで原発解説に出ていた方です。確か「大丈夫です」とか「問題ないです」みたいなことしか言っていなかったような記憶があります。
http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/20.html


今考えてみたら当然ですよね・・・。「耐震性」なども含めて自分がまだ稼動しても問題ない、と言ったものをダメとは言えないでしょうから。

現在点検中で停止している原子力発電所について、再稼動して問題ない、と経済産業大臣が発表していますが、本当に大丈夫なのでしょうか?
次は、他の原子力発電所の運転開始からの経過年数について調べてみようと思います。こんな事故を避けるためにも、浜岡原子力発電所だけでなく他の古い原子力発電所から停止させて欲しいですから。

西日本への疎開転職が増加しているそうですね [生活]

最近、東日本から西日本へ家族単位で移動するケースが出てきているのだそうです。
【日経ビジネスオンライン 東から西へ、「疎開転職」増加】
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20110610/220678/
(読むには会員登録が必要です)

こちらの記事によると、もともと電気・自動車といったメーカー系の技術職に対する求人は西日本で多いそうです。確かに、シャープやパナソニック、トヨタ、マツダなど多くのメーカーの工場が西日本にありますよね。一方で東日本ではリーマンショック以降人員余剰気味で、ギャップが生じていたそうです。


しかしながら、夫は転職したいと思っていても、奥さん、お子さんの都合でなかなか出来ないんですよね。せっかく出来た友人関係もリセットされちゃいますし。


だけど、そんな状況も福島第一原子力発電所での事故(もう人災ですよね)をきっかけに変わり始めているようで、夫に転職を促して、西日本に移り住む家族も出てきているようです。


その動向をチェックするには、記事の中でもある通り都内保育所の待機児童の数をチェックするのが早そうです。東京都では待機児童を減らす対策もしているようですから、必ずしも西日本への移住だけによる効果とは言えないでしょうが、傾向は見えると思います。

記事にもあった文京区の保育所空き状況をチェックすると(6月1日現在)
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_hoiku_hoikuen_akijyoukyou.html
となっています。
0歳児の空き:1
1歳児の空き:3

港区はこんな感じです(5月31日現在)
http://www.city.minato.tokyo.jp/hoikuen/aki/index.html
0歳児の空き:2
1歳児の空き:2
ですね。これから毎月チェックすれば傾向が見えてきそうですので、しばらくウォッチしてみたいと思います。

消費税値上げへの対応を今から考えておきましょう [税金]

原発のこと、オール電化のこと、まだまだ色々書きたいことがあるのですが、ちょっと気になる話をテレビで見たので、話題が飛んでしまいますがご容赦下さい。消費税のことです。

NHKの夜7時のニュースを見ていたら、消費税率の10%への引き上げが検討されている、と報道されていましたね。
私にも子どもがいるので、この子達の将来を考えると今日本が抱えている借金や年金制度には不安があります。ただ、色々ムダを削減してからにしてほしいですよね。でないと税率が上がってもちっとも借金も減らないですし、もらえる年金額も期待できません。

ニュースを見ながらそんなことを思っていたのですが、ふと疑問が湧きました。それは「今までにも消費税が上がっているけど、ちゃんと税収って増えているのかな?」ということです。もともと3%で、5%に上がっているわけですし、これでもまだ足りないの?!と思いませんか?そこでちょっと気になって調べてみました。

そもそも消費税は「うぃっしゅ!」のDAIGOの祖父、竹下登首相のときに成立しました(1988年)。その後は
■1989年(平成元年)4月1日 消費税法施行 税率3%
■1997年(平成9年) 4月1日 村山内閣で内定していた税率引き上げ(4%→5%)を実施。となっています。

ここで、日本の税収を見てみると
・1988年:50.8兆円
・1989年:54.9兆円
・1990年:60.1兆円(過去最高)
・1996年:52.1兆円
・1997年:53.9兆円
・1998年:49.4兆円
・2009年:38.7兆円
となっています。うーん、確かに増えているんですけど、1990年以降、ずっと右肩下がりなのが気になります。つまり導入の年度には一時的に税収が増えているんですけど、その後は、ずっと下がっているんですね。
(参考にしたのは「日本の財政関係資料」という財務省作成のものです)
http://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/sy014_22.pdf


そこでさらに調べてみることにしました。調べたのは日本のGDPです。GDPが増えていれば税収も増えるでしょうし、GDPが減っていれば税収も減るだろう、と考えたからです。
・1988年:380.7兆円
・1989年:410.1兆円
・1990年:442.8兆円
・1996年:505.0兆円
・1997年:515.6兆円(過去最高)
・1998年:504.9兆円
・2009年:470.9兆円
となっています。気になるのは、消費税が5%になった1997年は消費税が3%になった1989年と較べてGDPが100兆円以上!増えているのに、税収は逆に1兆円!減っていることです。
しかも1997年を境に日本のGDPは減る傾向が止まっていません。2009年はリーマンショックの翌年という事情はあるので分かるのですが、1998年から2009年の間も一向にGDPが増えておらず、一進一退なんですよね。確かにこの10年間ずっと「デフレ」とか「景気が悪化」と言われていましたね。
(参考にしたのは以下のサイトです)
http://ecodb.net/country/JP/imf_gdp.html


では、税の種類ごとの収入はどうなっているのか、について調べてみました。すると面白いことが分かりました。1997年(平成9年以降)、景気は悪くなっているのに消費税の税収額は10兆円前後でずっと変わらないんです。つまり景気が悪くてもしっかり徴収できるのが消費税の特徴みたいです。私たち庶民はお店で物を購入したら必ず取られますし、契機の浮き沈みにかかわらず、最低限買わなくてはいけないもの、というのはあります。ですから税収として安定している、ということなのでしょうね。
http://www.financial-j.net/blog/zeisyuu.JPG


安定した税収源とはいえ、税収が増えているわけではないのですし、まして支出の方はうなぎ登りです。やっぱり支出を減らす方をもっときちんと考えてほしいですね。

私たちにできるのは、やっぱり支出を抑えること、でしょうか。子ども手当てなど国に頼るのではなく、自分たちでしっかり貯金・或いは保険に加入するなどして子どもの将来に備えていきたいですね。
タグ:消費税

なぜ放射性セシウムはよく検出されるのでしょう? [放射性物質]

3月11日の大震災から3ヶ月以上が経過しましたが、まだ東京電力福島第一原子力発電所を巡る状況は楽観視できませんね。

・いわき沖のアイナメからセシウム検出(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0609/TKY201106090695.html

・静岡市内の2工場の製茶から国の暫定基準を超える放射性セシウム検出(FNN)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00201446.html


こうしたニュースを見ていて疑問に思ったことがあります。それは「なぜセシウムが検出されることが多いのかな?」ということです。当初は放射性ヨウ素が検出されていましたが、こちらは最近ではあまり話題に上がらなくなりました。
これは、恐らく放射性ヨウ素の半減期が8日間と短いため、日数が経つにつれて、どんどん量が減っていき、検出量が減ったからなのかな、と思うのですが、未だに放射性セシウムは検出されたという報道がよくされています。放射性セシウムは半減期が30年くらいと長いので、しばらくは検出されるだろうな、ということは分かるのですが、なぜ静岡や神奈川など、福島からかなり離れた地域でも検出されるのかな?とずっと疑問に思っていました。

そこで、セシウムについて調べてみたのですが、興味深いことが分かりました。セシウム、というのは原子番号が55番の金属なのですが、融点が28℃ととても低いんですね。原子炉建屋の中の温度は28℃より高いですので、常に液体、ということです。とすると、やっぱり固体よりは隙間などを通って、外へ流れ出しやすいように思います。

ただ、酸素ととても結びつきやすい(結びつくと爆発する)と書いてあったので、そんなに液体状態で流れ出していることもないのかも・・・。ちなみに爆発の仕方はすさまじいものがあります。こちらの動画でその様子を見ることができます(1分11秒くらいから)
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=Ft4E1eCUItI


なぜ福島から100km以上離れた場所でも検出されるのか、政府や東京電力は説明をしてほしいですね。

(6月24日追記)
セシウムは、カリウムと似た性質がある、ということです。
カリウムは植物が生長するために必要な三元素「窒素、リン酸、カリウム」の一つですね。これは、様々な肥料にも配合されていることからも分かります。我が家で利用している液体肥料「ハイポネックス」にも入っていますし。

ですから、植物から検出される、というのはある意味当然のことなのですね、ということに今さらながら気づきました(^^;。

今、検出されている分は、確かに大気中に浮遊していたセシウムが付着したものかもしれませんが、今後が心配ですね。

(7月2日追記)
セシウムはカリウムに似た性質を持っている、ということは動物の体内では筋肉質の部分に多く残留します。人間の場合、筋肉がガンになる可能性は低いのですが、ベータ線による内部被爆があるのも事実ですから避ける必要があることには変わりありません。
なお、世界保健機関(WHO)の飲料水中の放射性核種のガイダンスレベルは平常時の値は10 Bq/Lとしています。WHOガイドラインは以下のPDFファイルを確認してみてください。
http://www.who.or.jp/index_files/FAQ_Drinking_tapwater_JP.pdf

また、気をつけたいのが、「動物の体内では筋肉質の部分に多く残留します」という部分です。魚では身の部分に溜まる事になります。体内への排出も考慮した生物学的半減期は100日前後とされていますが、特に定着性の魚(例えば、カレイやヒラメ)の場合、排出してもまた餌から取り込んでしまい、なかなか体内濃度が下がらないことが懸念されます。セシウムの半減期そのものは約30年ですから、しばらくは魚の放射線量(Bq/kg)については、注視する必要がありますね。
参考までに・・・
■茨城県による魚の放射線量調査結果やこちらで
>>http://www.pref.ibaraki.jp/nourin/gyosei/gyoseika.htm

■千葉県による魚の放射線量調査結果やこちらで
>>http://www.pref.chiba.lg.jp/suisan/h23touhoku/presslisuto.html

NHKスペシャル「原発解体」を見ました [電気]

インターネットの発展って本当に私たちの暮らしを便利にしてくれますね。そして、今まで気づかなかった情報にもたどり着くことができるので、もはや生活に欠かせないもの、といえます。

そんな中で、わたしが見てとても気になった過去の番組があります。
それが2009年に放送されたNHKスペシャル「原発解体」という番組です。
http://www.dailymotion.com/video/xhphl5_yyyy-1_tech

これを見て最初に驚いたのが、「昔の原発は解体することを前提に作られていない」ということです。どんなモノにも寿命はありますし、いつか耐久性がなくなって使えなくなります。使えなくなったら、何らかの形で処分する必要がありますよね。車にも解体業者というのがあるくらいですから、原子力発電所でも解体の仕方って決まっているのだと思っていました。

東京電力のホームページを確認したところ、「日本の原子力発電所については特定の設計寿命は設定しておらず、法律的に決められた寿命はありません。」とあります。
ちなみに「米国では原子力法(修正法)で、運転認可の期間を最大40年と規定しており、最長20年まで、その更新が認められています。」のだそうです。
http://www.tepco.co.jp/nu/qa/qa15-j.html


さて、大変な損害を被った福島第一原子力発電所ですが、調べてみたところ、1970年11月17日に試運転開始、1971年3月26日に営業運転を開始しましたので、2011年3月26日で運転開始から40年が経過しました。その辺り、今後の運用方針がどう決まっていたのか、調べてみようと思います。
タグ:原発 福島

原子力発電とオール電化の関係について [電気]

電気の需要って昼間と夜どちらが多いのでしょう?これは、もちろん昼間ですね。私たちが起床する7時くらいから急激に電力の需要は上昇し始め、10時から18時くらいまでがピークとなります。22時を過ぎると電力の需要は急激に落ちていきます。私たちの生活リズムとおおよそ一致している、と考えてよいでしょう。
これを図で表しているのがこちらの画像です(電気事業連合会より)。

一方、供給する側の発電所ですが、特に原子力発電は調整が難しいです。発電量を調整することは出来ないわけではありません。しかしながら実施されていないのが現状です。日本でも1987年、1988年に伊方原発で実験が行われましたが、住民の反対運動などにより実施されないままになっています。

そのため、火力発電所で電力供給の調整をして昼間のピーク時にも安定して電力が供給できるようになっているんですね。
http://www.fepc.or.jp/learn/hatsuden/fire/sw_index_03/index.html


さて、ここで疑問が湧きます。「原子力発電所の供給を調整していないのは分かった。でも電気は余らないの?」まさにこの問題を解決するために推進されたのがオール電化住宅なんです。というのも、夜エコキュートという装置で大量のお湯を作りますよね?これがいわば余剰電力の有効活用だったんですね。
つまり、オール電化住宅は原発をたくさん作ったことにより生まれたともいえます。

実際には原発2基分の電力量に相当するそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110323-OYT1T00569.htm


オール電化住宅では電気料金の大幅な割引がありますが、これも国の原子力政策と関連していると思うと、素直に喜んでいいのか疑問を持ち始めています。

オール電化住宅の未来はどうなるのでしょう? [電気]

私の家、実を言うとオール電化住宅です。3.11前までは大手の住宅メーカーも電力会社と協力して積極的にオール電化住宅を販売していました。賃貸マンションでもオール電化住宅って増えていますよね。

ところが、あの3.11を境にオール電化住宅の売り込みは全くなくなりました。これは、「安全」とされていた原子力発電所が地震と津波により稼動しなくなってしまったから、というのも大きな理由みたいです。というのも東京電力福島第一・第二原子力発電所が東日本大震災により破壊されてしまい、本来原子力発電所が夜間に発電していた余剰電力が減ってしまったからです。

つまり、売りたくても売れない、という状況になっているんですね。そして、今回の地震で、オール電化住宅が原子力発電所とセット、ということにも多くの人が気づいてしまいました。

今までオール電化はクリーンでエコ、というイメージで軒数を増やしてきましたが、これからは、表面だけで判断せず、実態をしっかり理解するということが必要になると思います。


我が家もちょっとオール電化をどうするか今さらながら夫婦で再検討中です。
タグ:オール電化

このブログのテーマについて [雑記]

2011年3月11日に起こった東日本大震災で、私たちが改めて気づかされたこと、それは自分で情報を集め、それを元に自分で判断し行動しなければいけない、ということです。そして子どもの未来を守るのが私たち大人の役目ではないでしょうか。

ここでは、環境のこと、エネルギーのことなど、子どもたちの将来を考えると決して無視することのできない話題をまとめています。
大事なことは、わたしの判断が正しいとは限らない、ということ。記事を読んだ皆さんなりに考えるきっかけを提供できればうれしいです。
タグ:QOL
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